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『ガロ』に人生を捧げた男 全身編集者の告白 /白取千夏雄

おすすめ!

1,430円(税込)

書名 『ガロ』に人生を捧げた男 全身編集者の告白
著者 白取千夏雄
定価 1,300円+税
発行日 2021/03/12
判型 四六判
ISBN 978-4-87723-271-9
Cコード C0095
ページ 304頁

内容紹介

漫画雑誌『ガロ』休刊の内幕。
漫画家である妻、やまだ紫との愛と別れ、そしてガン闘病。

80年、90年代の出版業界とネット黎明期を生きた編集者の感動の告白。

伝説の雑誌「ガロ」元副編集長が語り下ろした半生記。
『ガロ』創刊編集長・師・長井勝一との出会い、「ガロ」編集としての青春、長井氏の死、「ガロ」休刊の裏側。 青林堂の内紛・編集者一斉退社、青林堂、青林工藝舎への分裂 自身の慢性白血病、最愛の妻、やまだ紫を襲う悲劇、悪性皮膚癌発症、繰り返す転移と度重なる手術という苦難の中、それでも生涯一編集者として生きた理由、死の直前まで「残したかったもの」とは……。

『全身編集者』は多数の書評サイトで「すごい本」と大きな話題になり完売、インディーズ出版の歴史を変える。
ついにこの「全身編集者」に巻末に劇画狼による編集後記を追加、一般書としてリリース。

著者紹介

白取千夏雄(しらとり ちかお)
1965年北海道生まれ。1984年に上京して『月刊漫画ガロ』初代編集長の長井勝一に誘われ、青林堂にアルバイトとして入社、翌1985年4月から正社員となる。『ガロ』時代は主に男性作家、特に根本敬、新人としてはねこぢる、古屋兎丸、福満しげゆきなどを発掘する。1997年、青林堂から親会社ツァイトに移籍。山中潤社長体制下において『ガロ』副編集長と『デジタルガロ』編集長を兼任し積極的にデジタル路線を進めるが、手塚能理子ら編集部員の反発を招き、創業社長長井勝一死後、青林堂の分裂と『ガロ』の休刊を招く。手塚ら退社組が青林工藝舎を設立した後も青林堂に残り残務処理に当たる。2005年に白血病の宣告を受け、2007年より妻でマンガ家のやまだ紫と共に夫婦で京都に移住。京都精華大学にて非常勤講師、また日本ジャーナリスト専門学校講師に就任したが、病状の悪化に伴い休職。2009年には妻のやまだ紫に先立たれる。2015年にメルケル細胞癌併発。廓清手術、放射線照射、化学療法を受けるが転移。2017年3月17日午後8時頃死去。2019年5月20日、白取の半生記・半世紀を綴った本書の前身『全身編集者』が劇画狼の編集により独立系インディーズ出版社のおおかみ書房より刊行、話題になる。
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